• HOME
  • GALLERY
  • 「元素を生んだ星が人類の母なら、ブラックホールは父」(NHKスペシャル)

「元素を生んだ星が人類の母なら、ブラックホールは父」(NHKスペシャル)

2019年7月31日(水)深夜放送のNHKスペシャル【スペース・スペクタクル第2集~見えた!ブラックホールの謎】再放送(ナビゲーター・櫻井翔)を観て、ブラックホールに対する認識が一変!

一つには、「私たちの体は星のかけら」「宇宙を知ることは自分を知ること」ということ。人間を構成する約80種類の元素のルーツを辿ると、100億年以上前に星たちの中で小さな原子がくっつき大きな元素となり、宇宙全体に等しく散りばめられたんですね。「地球外生命体」が存在する可能性も大!

もう一つは、「かき混ぜ」が宇宙全体に与えた決定的影響。138億年前の宇宙誕生から20億年後に起こったブラックホールのジェット吹き出し(180万光年に及ぶ巨大さ)によって、そうした元素がかき混ぜられて、むらのない宇宙が作られたとのこと。

今まで「ブラックホールとは宇宙の墓場」という暗黒のイメージだったのが、「生命を生み出す情熱的な存在」へと見方が一変しました。

「私たちの体を作っている元素のほとんどは100~120億年前に作られました。それらの元素はブラックホールの力で運ばれたものです。私たちにとって元素を生んだ星が母であるなら、それを届けたブラックホールは父なのです」(オランダ宇宙研究所オーロラ・シミオネスク研究員)

「私たちの体は星のかけら」

「宇宙を知ることは自分を知ること」

GALLERYアーカイブ